たんじょうび

 自分の方から言うのもナンなんだが、本日2月4日はオレの誕生日だ。

 もうこの年になると、目出度いとかそんなものでも無くなっているのだが、両親や友人、周囲の方々への感謝は胸に抱いていたい。まぁ、昨日3日に突然電話して来て「誕生日おめでとう」と言った泥酔父上には苦笑いで応対するしか無かったが。



 それにしてもオレは、幾つになったのだろう。

 しばし考えないと自分の歳も判らない歳になった。痴呆の始まりとかそんなんでは無い(そう信じたい)。



 元はと言えば、昭和天皇崩御して、元号が昭和から平成になったのが原因の一つだ。平成17年は、昭和にすると80年で良かったかな?まぁ西暦で考えれば良い話なのだが。

 そーいや、オレはいまだに平成17年、2005年ってのに慣れていない。もう年が明けて1ヶ月以上経つと言うのに。仕事で、収納関係なんかは年度管理になってるから、平成16年度ってのを多用しているのも一因だ。更に言うと、職場では事務年度ってのもあり、年と年度と事務年度が絡み合ったりすると、脳内の左上方の辺りが混乱を来たしたりする。もう1つ追加すると、最近実家からパクって来て読んでいる「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」では、欧米の年間スケジュールに従っている為、9月から1年が始まる。1月からの新年、4月からの年度、7月からの事務年度、9月からの欧米年度、4つの年が混在している。

 しばし考えないと判らないので、しばし考えた。26歳だった。オレも四捨五入すると30歳になる歳になってしまった(25歳になった昨年からそうであるが)。

 同期の一部では、この「四捨五入して30歳」ってのを、「みそじーズ」とか何とか、そんな風に呼んでいるようだ。オレもその有資格者になって早一年が過ぎようとしてるんだなぁ。



 で、また、しばし考えてみる。

 人に歳を尋ねられて、何と無くあやふやにしたい時、「四捨五入すると30歳」なんてOLみたいな事を言ってみたら、相手はどう捕らえるのだろう。

 ……しばし考えるまでも無く、「この人は34歳なんだなぁ」って思うのが容易に想像出来てしまった。しかもその後に「意外と外見よりは若いんだなぁ」ってのまで続く惧れも否定出来ない。



 今度、試してみよっと。





 P.S. 「おめでとう」メールをくれた方々、有難う御座いました。