部屋の配置換えは心の配置換えに繋がるもんなんだなぁ。

esperanca2005-02-16

 何かきっかけがあった訳でも無いのだが、部屋の模様替えを、若干、ほんの少しだけやった。

 やったのは、テーブルをずらし、パソコンの前にソファを移動させる事。部屋の丁度中央にソファが配置される、奇妙な部屋が出来た訳だ。

 移動させた理由は、TVとパソコンが置かれたローボードが、「ロー」と云う割りに思いのほか「ハイ」で、畳にあぐらをかいた状態だとパソコンを見上げるような形になり、タイプしづらくディスプレイも見難かった点にある。ソファに座ると、若干窮屈ではあるが、TVやパソコンと正対出来て宜しいのだ。

 では、これまでずっと移動させなかったのは何故かと言うと、「ソファが部屋の中央に置かれて壁を向いている」という図が、バランス的に気になったから。ソファの背もたれから後ろの壁までは1m以上もあり、何に使うでもない珍妙な空間が出来上がっている反面、ローボードの周囲には色んな物が所狭しと置かれた密集地帯になってしまうのだ。



 右上に表示されているのが、6畳のシメジのメイン部屋。あと、6畳の和室と6畳のDKと浴室、トイレ、物置等が有る。
 右側(上から)
  TV、パソコン、マンガ&CD、仕事関係書籍、マンガ投げ込み段ボール

 中央(上から)
  テーブル、ソファ

 ……つか、色合いもバッラバラで「趣き」や「センス」が欠片も感じられない部屋だ(色は現実に近付けてある)。



 ソファを移動させてから数日が経つ。何となく、この配置での生活にも慣れて来た。シメジは毎夜、図で水色(実際に水色)のソファの左端に座り、TVを観るかネトに興じるか音楽聴きながら本を読んでいる。

 左側に置かれたテーブルから食事を摂るのも案外出来るものだ。生活に必要なものは大抵手の届くところに置かれているので、殆ど動かずに暮らしている。



 だがこの生活だと、ソファで何かやっていて眠くなって来るととりあえず横になる、てのが非常に簡単で、すぐに横になってしまう。酒なんか入ってると尚更だ。そしてそのうち睡魔が臨界点を超え、眠ってしまう。

 因みにこの時、TVまたはパソコンの電源は入れっ放しだ。あと、シメジは周囲に騒音を放つのを酷く嫌うので、部屋では常にヘッドホンを付けた状態だ(TVも音楽もヘッドホン越し)。よって、ヘッドホンを付けたまま、TVまたはパソコンは点けっ放しで、朝の陽光を迎える事になる。

 すると、ヘッドホンが奇妙な事になっている。両耳のヘッドホンは付けたまま、パソコンとも連結したままだが、途中のコードの連結部分が抜けている。もう音楽も終わっているし、TVも何もやっていない(そんな時間にいつも起床している)ので、音声の異常で目覚める事は無いのだ。

 加えて、何時の間にか毛布を被っている。誰が寝ている間に掛けてくれたのだろう的な被せ方で、現地妻の存在または先日のように妖精さんの仕業とも考えられるのだが、いややっぱ自分で寝ている間に寒くて掛けたとしか考えられない訳で、己の夢遊病者加減にちょっと驚いてしまったり。

 あと、時には、目覚めると周囲の物が薙ぎ倒されていたりして、それでも自分はしっかりソファの0.72㎡に納まっていたりして、自分だけ可愛くスヤスヤ眠っていたような姿しやがって周りは大変だったんだぞおいコラてめぇ的な、お前は交互通行の道路で信号が変わる10秒前に「どうせ向こうは赤になってるから行っても対向車は来ないよ」って突っ込む自分さえ良けりゃ的な、天上天下唯我独尊ジャイアン流川楓ベジータ鱈場蟹の如き人間の本性を暴露してみたりして、けど0.72㎡なんて指を定規に計算してみたりしている自分がちょっと可愛かったりして、可愛いと言えばグループで売り出しているタレントは大抵ちょっと控え目な3番手くらいのポジションのコが実は一番可愛く思えたりして、もう何を言っているのだかさっぱり解らなくなってたりして。



 結局ボクが言いたいのは、酔っ払ってフラフラしてる時に観るお笑い番組は、大して捻ったり凝ったりしていないネタでも、簡単に爆笑出来るよね(つぶ○きシ○ー風に)。