友人にはしたくないけど頭の中身は著しく高い評価をしている人物のへの完敗と明日のリベンジへの誓い。

 今日はいつになくTVを観た。いつもは付けもしないのに、箱根駅伝に始まり、ライスボウル、平成教育委員会、そして古畑任三郎。全部、他の作業しながらの片手間だったけど。


 古畑、正直言って、面白かった。片手間なんかじゃ無く、ちゃんと観とけば良かったと後悔するくらい。
 以下、ネタバレを押さえようとしつつもギリギリアウトなので注意。
 くそぅ、キャスティングの時点で気付くべきだった。あの傲慢おっちゃんがサブ役に甘んじるハズが無かった。古畑シリーズもファイナルで、イチローとか松嶋菜々子とかを繰り出すのに、今一つ殻を破り切れない若造がメインを張るのはおかしいと思ったんだ。しかもこの若造、不自然なくらいに喋り過ぎているし、ファイナルシリーズの犯人役にしてはトリックが稚拙過ぎたんだ。『この事件には、「これほど完璧な殺人計画を私は知らない」と古畑に言わしめたほど、巧妙なトリックが仕掛けられていた。』との触れ込みで、もっと感付くべきだったんだ。「天馬博士」というアトムを造り出した大科学者の名を持って来るのも、一種の布石だったんだ。つか、フジのオフィシャルHPを見ると、真犯人がやたら大きく写真付きで出てるんだ。当初の犯人役の若造より先に名前が出てるんだ。サブタイトルの『今、甦る死』ってのでも、大体の見当くらいは付きそうなもんだってんだ。


 如何に片手間で観てたとは言え、古畑の謎解きに至るまで真犯人の存在すら考えずにボォーーーーーッと観てた自分が恥ずかしい。


 くそぅ、明日のイチロー篇こそ、先に謎を解いてやる。三谷幸喜め、今に見てろ。取り敢えずは、明日は21時前には帰れるように頑張ろう。