NFL2005シーズン開幕週のTV観戦&スタッツ分析あれこれ、の巻。その4。N.Y.JETSとG.B.Packersの苦悩。

 さてさて、あとの試合でTV観戦したのは、N.Y.JETSK.C.Chiefs、G.B.PackersDet.Lionsのs2戦だ。
 だが、いずれの試合も、敗戦したJetsとPackersに凡ミスが目立ち、観ていて心苦しくなるような展開だった。
 折角パスが巧いところに飛んでも落球、レシーバーが空いていればミスパスファンブルを連発しては相手にリカバーされ、キックではホルダーがミスって蹴ることすら出来ず、不要な反則が目立ち、CからQBへのスナップすらままならず、……etc.。こんなんで勝てる訳が無い。
 結局、Jetsは開幕戦からQBチャド・ペニントンを諦めQBジェイ・フィードラーに交替。“ガラスの貴公子”は、このまま終わってしまうのだろうか。
 PackersのQBブレット・ファーブは最後までプレイしたが、最後のヘイルメリーパスがエンドゾーン内で相手にインターセプトされた時は、気の毒でならなかった。QBファーブとて、このパスが通るとは思っていないし、通ったところでPATで2点を決めても6点差、残り30秒ではどうしようもない。それは理解していても、投げなければならない。試合は最後まで諦めてはならないし、“QBファーブはそうあるべきだ”とのプレッシャーもあるから。痛々しい姿だ。今年こそ引退が懸念されるし、周囲は全力でフォローして欲しい。