スーパーボウルスタッツ分析−ディフェンスバック篇。

 WRと来れば、次はDBだ。


 Seahawks
  CB マーカス・トゥルファント 64タックル、1QBサック、1INT
  CB ジミー・ウィリアムズ 33タックル、0FR、1INT
  CB ジョーダン・バビノー 74タックル、1FR、3INT
  CB アンドレ・ダイソン 20タックル、1FR、1INT
  CB ケリー・ハーンドン 54タックル、2INT
  SS マイケル・ボウルウェア 73タックル、2QBサック、4INT
  FS マークァンド・マニュエル 71タックル、1FR
 Steelers
  CB デシェイ・タウンゼンド 54タックル、3QBサック、1FR、2INT
  CB アイク・テイラー 91タックル、2FR、1INT
  CB リカード・コークリー 30タックル、1QBサック、1INT
  CB ブライアント・マクファデン 18タックル、1QBサック、1FR、1INT
  SS トロイ・ポラマル 91タックル、3QBサック、2FR、2INT
  FS クリス・ホウプ 96タックル、1FR、3INT
  FS タイロウン・カーター 24タックル、1QBサック、1FR、1INT


 Seahawksは、CBバビノーとかSSボウルウェアとか、何だか兄弟選手の片割れが多いなぁ。まぁそれは良いとして。
 Seahawksの守備は、強烈なフロント4のラッシュと運動量豊富なLBが中心。DB陣は開幕前より陣容が薄くなっている。パス守備成績でリーグ25位に沈んだ要因は、システムにもある気がしてならない。
 中心は、やはりSSボウルウェアか。チームトップの4INTを筆頭に、要所でのビッグプレイが光る。CBバビノーも、本来はSが適職なのだろうが、DB陣随一のタックル数をマークし気を吐いた。
 弱点は、FSマニュエルINTゼロは兎も角として、4年目にして伸び悩んでいる感が強い。CB陣もビッグプレイを売りにする選手が少なく、波状攻撃を仕掛けられるとかなり危険。


 Steelersは、変幻自在のブリッツを武器とするチームだけに、DBと言えど流石にQBサックが多い。特にCBタウンゼンドSSポラマルブリッツは、相手にとって脅威だ。
 3年目CBテイラーは、今やSteelers守備の中心の1人と言って良い存在。まだまだ伸びしろがあるので期待出来る存在。ただ、ユニットの中で見ると経験不足は否めないし、衝かれるとしたらコイツだろうなぁ。
 このユニットで注目すべきはやはり、今やリーグを代表するDBの1人にまでなったSSポラマルの存在。彼が縦横無尽に動き回りビッグプレイを連発するようだと、相手チームに勝ちは無い。これだけバックフィールドからゲームを支配出来るセーフティは、RavensのSSエドリードSSポラマルか、ってな存在にまで成り遂せた。アハウガブル!パクパクやっちゃえー!(色んな意味で解り辛いであろうネタ)。


 色々と踏まえて、このユニットを採点すると、8.0-7.0でSteelers。うち1点分くらいは、SSポラマルが占めている。あとは、CB陣の活きの良さ、かな。