誰も興味が無いであろうダラダラ雑記。

 オレが学生の頃、格ゲーの最盛期だった。下手に進学校に通う羽目になったために頭デッカチでオタクの集団に囲まれていた高校時代は、友人の影響もあり、毎日のようにゲーセンに通っていた。
 んで、今になっても、時たまゲーセンでズビャズビャとストレス発散に励んでいる。ホント時折、しかも以前から得意だった「サムスピ」専門だが。仕事帰りに1回、てな感じでやってる。
 んで、昨年なのかいつなのか、シリーズ最新作が出てたようだ。近所のスーパーに付随したゲームコーナーにも、何時の間にか置かれていた。
 で、その話。誰も興味無いだろーけど。


 いきなりだが、オレは「真」スピリッツが性に合っている、と思っている。
 この最新作(ファイナルとの話も聞いたような)、シリーズの流れに沿って、元祖の「怒」から2作目の「真」、以下「斬」、「天」、「零」、そして今作のサブタイトル(天下一剣客伝)に併せた「剣」と、6つの剣質なるものが選べる。デフォルトでは「剣」だが、初心者には「怒」、上級者にはテクニカルな「天」「零」「剣」てな感じらしい。「剣」は豊富な防御→カウンター手段に恵まれ、「天」は連斬からの一発逆転の火力を誇り、「怒」は“超斬り”の圧倒的破壊力の脅威を振り回す、てな仕様だ。
 が、オレの基本戦術は、「基本は中間間合い」「常に前後のダッシュを繰り返す」「リズムを絞らせない牽制」「読みを分散させる布石・設置」「不意に襲い掛かるブッ放し」てな、フラフラ戦法だ。よって、「真」以外の剣質だと、色々と問題がある。


 「怒」:見た目に反して基本攻撃力が無い。剣気MAXでナンボらしいので、牽制振り回しまくりのオレに向いてない。「超斬り」は魅力だが、リスクがデカ過ぎる。
 「斬」:「空中ガード」なんざぁ使う機会が無い。「ゲージ溜め」なんかやってるヒマは無い。
 「天」:最大の武器らしい「連斬」が、オレの腕では100%は出せない。BBCからの一発なんて、基本戦術に組み込む以前。
 「零」:特長たる「無の境地」を出す以前に試合が終わる。ゲージを溜めてる余裕も無い。
 「剣」:そもそもの基本攻撃力が低い。つか、腕も無いので、「見切り」「完全ガード」を始めとする防御システムを使いこなせない。


 大体オレは、試合中に一瞬たりとも無駄な時間を作らないように戦う。「斬」や「零」の溜め時間は、勿体無い。そんなんで敵にモメンタムを渡すようなら、真っ直ぐに攻撃に向かうのが男ってもんだ。
 その点「真」は、そもそもの攻撃力が高めに設定されているし、攻撃を喰らえばゲージが溜まり更に攻撃力UPが見込めるし、「武器飛ばし技」で無くて「武器破壊技」が使えるし、それにいつでも「秘奥義」が使える。


 んで、「真」スピリッツ+得意戦術で、「右京」「狂死郎」「牙神」「我旺」辺りのキャラで男プレイを続けている。


 と、常に人の居ない格ゲーのコーナーだが、非常にレアだが対戦ゲームを挑んで来るヤツが居る。そいつ等を返り討ちにしてやるのが、この上無い快感だ。
 先日は、牙神幻十郎で、敵の飛び込みは全て光翼刃で落とし、起き上がりに桜華斬を重ね、跳ね上がりで敵の動きを封じて、レバー前入れBの中段orダッシュBか酒振舞の下段orダッシュ投げor三連殺で裏回り、と多彩な選択攻撃を仕掛け、またダウンを奪い桜華斬からのループへ、てな感じで、9連勝してやった。見ると、相手は高校生集団だった。高校生から¥900奪い去る快感。


 これまたどーでもいーんだが、オレはコンピュータ相手のプレイより、対人戦での読み合いの方が好きだ。絶対的な腕の差はどうにもならんのだが(オレが下手なのは認めざるを得ないし)、相手が試合を決めようと放つ一撃の呼吸は、何となくだが読む能力に長けているように思う。何せ、趣味は「人間観察」だし。
 相手が必死の思いで放つ切り札的な技をサラリとかわし、寧ろこっちがフェイントで誘導し暴発させ、逆撃でドビャッとやると、アドレナリン過剰分泌でムヒョヒョーーーーッ!ってなる。


 ハイ、誰も興味無い話だったね。